ダニに刺された後も”口”が残ってる!?知っておきたい豆知識

ダニの中でも、マダニは口で刺して寄生主の肉に食い込んだのち、セメント状の物質を流し込んで位置を固めるという特性があります。

これを無理に取り外そうとすると、刺された後に食い込んだ口だけが残る可能性があります。

こうなると、除去が困難となるだけでなく、マダニの体液を介して病原菌などが侵入する恐れがあるため、注意しなければなりません。

マダニに刺された場合は、無理に引き抜かず、そのまま病院で診察してもらった方が良いでしょう。

一応、ピンセットなどを使えば、自分で引き抜くこともできなくはありませんが、やはり感染症などのリスクを考えるのであれば、自分で取り除くことに成功した場合でも、念のために病院で診てもらう必要があります。

また、マダニは自然の豊富な場所に生息しているため、このような場所に入る場合は、肌の露出を少なくし、虫よけスプレーなどを利用して刺される確率を下げることが推奨されます。

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