ダニには数多くの種類がいますが、「イエダニ」もその一つで特徴はネズミや哺乳類の血液を餌としており、ネズミや鳥に寄生する吸血性のダニです。
ダニの中でも比較的大きいために、肉眼でもはっきりとその姿をとらえることができます。
通常は体全体が白っぽい色をしていますが、血を吸った後には赤黒い色になっています。
夜間に活動することが多いため、人間の場合には就寝中に狙われることになるでしょう。
刺されてしまうと一週間以上にわたって痒みや痛みが続き、患部も水ぶくれのような状態になります。
基本的にはイエダニは、ネズミや鳥の巣を切っても切れない関係であるため、生息の根源となる「巣」が自宅近くになければ発症することはありませんが、庭先などで巣を見つけた時には早めに排除しておくとよいでしょう。