マダニは「犬」にとっても危険!命をも脅かす感染症の話

小さいマダニの被害に遭うのは、人だけでなく犬も同様です。

マダニの唾液には麻酔と同じ効果がありますから、刺されたときには気が付きにくいです。

でも、そのままにしておくと恐ろしい感染症になる可能性があります。

よくあるのがライム病という病気で、刺されたときにボレリア菌に感染することで発症します。

症状が出ないことも多いですが、出るときには元気消失や食欲不振、発熱などが見られます。

治療をするためには、原因となる細菌を退治するために抗生物質が投与されます。

他にも、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)や日本紅斑熱といった感染症も警戒しなければいけません。

それらの感染症は、普段からマダニを駆除する薬を飲ませたり、塗ることで予防ができます。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

注目記事

  1. ツツガムシはダニの仲間で、日本ではこれまでに約100種類が確認されています。幼虫の時にのみ哺乳類…
  2. いると思うだけでとにかく手っ取り早く手を打ちたいのがダニです。最近ではドラッグストアなどでも虫よ…
  3. こまめに床や畳に掃除機をかけたり、寝具を日干ししていても高温多湿の環境になりやすい梅雨の時期などには…
  4. ダニの中でも、マダニは口で刺して寄生主の肉に食い込んだのち、セメント状の物質を流し込んで位置を固める…
  5. ダニはどのような家にも存在しているので、ゼロにするのは不可能なことです。ですがダニの住みにくい環…
PAGE TOP