ツメダニは、チリダニやコナダニなどをツメで捕食し、その体液を吸って主な養分として生きています。
これらの餌になるダニが増える梅雨時や秋口にツメダニも増殖します。
布団から出たとき、手足の複数箇所に痛みや痒みを感じたことがあるという人もいるでしょう。
ツメダニから刺されると強い痛みを感じ、痛みが引いた後も痒みが続きます。
ツメダニには吸血する性質はありませんが、希に間違って人の皮膚を刺して体液を吸ってしまうことがあるようです。
刺されるのは比較的身体の柔らかい部分であることが多く、その部分を見てみると赤く腫れ上がるといった症状が出ます。
痛みが引いた後でも、あまりに痒くてつい掻きむしり出血してしまうこともあるので、小さな子どもには特に注意が必要です。