お布団は天気の良い日に天日干しした方が良いと言われています。
この理由について、日光によってダニが死滅するためと思っている人が多いようですが、これは正しくありません。
まず、ダニは摂氏50℃以上にならないと死にません。
そして、布団などを天日干しをすると、日光が当たる面と当たらない内側の面ができます。
夏は布団の表面が50℃以上になることもありますが、日光が当たる側にいたダニは、内側や布団の中に移動するだけです。
したがって、天日干しを開始してある程度時間が経過したら、ちゃんと干す面を変える必要があります。
冬になると昼間でも気温が低くなるため、天日干しの効果は低下します。
布団をたたくとダニアレルゲンが増えてしまうため逆効果です。
たたくよりも天日干しの後に掃除機をかけることである程度の数を減らし、定期的にかけることでダニが増えるスピードを抑制することができます。