寝具や布製のソファなどに侵食しやすいダニですが、実は食べ物の中にも潜んでいることがあるので注意が必要です。
「コナダニ」や「チリダニ」といわれ、パンケーキや小麦粉、きな粉や粉ミルクなどに発生します。
アメリカなどでは「パンケーキシンドローム」と呼ばれるアレルギーが出ることでも有名で、粉に付着していたダニを誤って食べてしまったばっかりに、全身けいれんや激しい腹痛や嘔吐で意識不明となり、最悪の場合には死に至るケースもありました。
料理をする際には気を付けながら調理することも大切ですが、粉ものの中でダニが繁殖しないように袋を開封した後は袋の中の温度が上がらないように冷蔵庫などで保存するのが望ましいでしょう。